吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

依存染色体

新しくカウンセリングに通い始めて初回を終えた。

11月に予約の連絡を入れて、確定したのが年始という待たされっぷりで
最早11月の頃とは感覚が結構変わっているので
何を話すべきか割と悩んでしまったんだけども。

ただ、メンクリの主治医は信頼がおける質のいい事務所と太鼓判を押すし
症状がある程度落ち着いてからカウンセリングした方がいいと言ってたので
何でもいいから助けてと願ってた絶望の淵よりは良い時期なんだろうか。
でも本当は助けて欲しかった時に受けたかったよ。

今月は特に安定期なので自分の中ではカウンセリングを要してなくて
むしろ薬も通院ももうそんなに必要性を感じていないのだけど
それはたまたま今楽園に隔離されてるからなんだなと実感することもある。

パワハラ女には会社が接触禁止令を出してくれてるけど
トイレや更衣室で遭遇することは避けられない。
最近ずっとその遭遇すらもなかったから職場に安心感を取り戻してたけど
立て続けに遭遇してしまった時はやはり動悸がした。
別に克服したわけでも解決したわけでもなく
ただ運よくここ数日存在を意識せずにいられただけなんだと実感。

たまに揉める隣の席のおじちゃんと逆にうまくいっていた日は
「いつそのご機嫌が崩れてまた責め立てられるか」を想像して怯えた。
あまりに怖くて自席で泣いてしまって
優しくされて泣くのはやっぱり少しおかしいんだろうなぁと自覚したり。

あとは親への憎しみに溢れながら夢から覚めることが未だによくあって
普段あまり連絡を取らないけど連絡を取ると悪夢が悪化したり
自分の形成に関わるからどうしたって忘れきることは出来なくて
この心の底に渦巻く憎しみと後から襲う罪悪感を和らげたい気持ちは強い。
これは本当に自力でどうしようも出来ないから
カウンセリングで過去を紐解いていって欲しいなと思う部分。

あと、今月のライブや人と会う予定諸々楽しい事続きだったのは
前の神様に関する予定がほぼなくて新しい交流ばかりだったおかげだ。
悪しき過去や空気に触れる機会がなかったから
これもまた一時的に存在を意識せずにいられたけど何も解決していない。
新しいことに目移りしても自分の姿勢が変わらなければきっと繰り返すし
完全に断ち切れないから引き摺って行くしかない。

カウンセリング初回は50分。
予想通り過去の経緯を話すだけで大体終わってしまった。
臨床心理士さんは相槌を打ちながらひたすらメモを取っていた。
それだけで12,000円って高いなぁとは思うけど、今後どう感じるかな。

過去のおじいちゃんカウンセラーの感想として
・私のことを覚えていない
・カウンセリングルームに入ってからカルテ音読で思い出そうとする
・話を聞くだけでアドバイスや掘り下げていくことがない
・毎回同じことの繰り返し
が不満で行くのをやめたことを伝えた。

私が「そちらからのお話も聞けたりするんですか?」と問うと
話の流れや状況次第で適時お話やアドバイスは入れていきますが
最初にご自分でおっしゃっていた通り依存体質が見受けられるので
その辺も考慮してこちらが言ったことが全てになってしまうと困るので
ご自身で気付いていく、という感じで進めていければと思ってます、と。

なるほどなぁ。
確かに「そう言われた」を正面から受け止めて強く意識してしまいそう。
それが依存体質の根本なんだなぁ。

自傷欲求については自分の内側に向かうよりは
外に向けて代用出来る方がいいですと言って水を叩くことを挙げてたけど
紙にペンで書きなぐることもあるって言ったらとてもいいですって言われた。
絵や創作に向けるのもいいですよって言ってたから
こうしてブログで文章を吐き出すこともきっといいことなんだろうな。
そして私の今の神様は確かに怒りや恨み、絶望や悲しみを
音楽という創作の形で発散していらっしゃる(笑)

人の話をしっかり聞く真面目さって依存と紙一重なのね。
それはなかなかの収穫だったかもしれない。
鈍感力って言葉があるけど、確かにあれは話半分で受け流せることだものね。
まぁ頭で理解したからって実行に移せないから苦労するわけだけど。