吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

疲れている。

ちょっと遠めのおでかけをした。

慣れた道のりで慣れた時間なのに、通院生活を始める前より疲労感が重たい。

翌日の仕事は体が鉛のような重力で一刻も早く寝たかった。

 

一日なんとかもって早寝して11時間も寝たというのに

まだ疲れている。

朝、家を出る時に「疲れた…」と独り言をぼやいて先が思いやられた。

 

そんな状態での今日の仕事。

三者が見ればたいしたことはないのだけど、少々仕事内容で口論に。

口論と言うまでもない、ただの意見の出し合い程度なのに

私は自分の意見を横から否定されたように感じて滅入ってしまった。

泣きたいような気もしたけど涙は出ない。

なんだか無気力で何もする気が起きなくなって動けなくなった。

ただぼーっとデスクに向かったまま座っていた。

 

 原因は隣の席のおじさんにあった。

でも私がおかしくなっていることに気付きはしない。誰も。

ここに吐き出して少し楽になろうと思えど、その気力も湧かず

やっと行動力を持った今も尚、タイピングの手がめちゃくちゃだるい。

 

他の上司に助けを求めようか、休憩しにどこかへ移動しようか

考えはめぐるけどどれも面倒で動けない。ぼーっとし続ける。

ああ、無気力だなあと実感してエビリファイ1錠飲んでぼーっと。

消去法で仕方なくゆるゆると仕事をこなした。

一人になってもっとぼーっとしたい。

人目を気にしないところに行きたい。

帰りたい。

 

なのにランチのお誘いを受けてにこやかに応じてしまう私。

とても無理をしていると思った。

でも断ったらせっかくの好意が無駄になりそうで

滅多に誘って貰えないから貴重な機会を逃したくなくて

相手の都合に合わせて突然の誘いに乗る便利な位置。

…っていう自己否定を更に加える。

 

ああ。疲れた。帰りたい。