吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

病名をください

心療内科とかメンタルクリニックって初回で病名を告げる医師は少ないらしい。

 

確かに私もなかなか明確なことを言われないなぁという印象。

以前休職した時も、会社に提出する診断書が必要になって初めて

じゃあ名前をつけましょうかっていう感じでひらがなで「うつ」と書かれた。

その後1年以上通った病院ではソレである前提で治療を行っていたので

新しい症状が出てもそれに対して新たに病名を告げられることはなかった。

(一時期、睡眠時遊行症みたいな現実と夢の区別がつかないことがあった)

 

前回言い争った医師は病気ですらないとでも言いたそうに「うつ手前」と言い

今回も今のところ病名は聞いてないし

カウンセラーに「躁鬱ってことですか?」と聞いても濁すような回答だった。

 

病名を知りたいのに!!

http://ipt-clinic.com/rework/2017/09/08/

 

確信がないから言えないとか訂正するより見定めるというのも分かるし

症状にあった処方とカウンセリングが重要で病名にたいした意味はない

っていうのもまぁ一理あるとは思うんだけど…私は欲しいですよ病名が。

 

今日も通勤がちょっとしんどかった。

薬は2日前から飲んでないし睡眠は足りてるのに眠気と疲労感が重くて

職場についてしばらくデスクで泣いていた。

花粉症のふりをしながら鼻水をすすって涙をぬぐう。

何が悲しいのかは分からない。ただ不安感と何かに対する嫌悪。

 

症状はあるのに病気ではないのか。

パニック障害社会不安障害…あたりはあてはまると思うけど

医師がそう言わないのに自己判断だけで名乗るのは少し抵抗もあって。

多分私は病名を「可哀想な人の認定」だと思っているところがある。

「私可哀想じゃない?」って一人で喚いているのは不格好だけど

他人から認められたら安心してそれを受け入れられるというか。

 

現実逃避したって症状は起こるのに

分かりやすい枠組みに入れて貰えないと物足りない。

初診から「出来れば休職した方がいい」って言うくらい

今の医師は私の症状を重く見ているのに。

鬱なのか、躁鬱なのかの見極めも難しいのかな。

でもカウンセラーは躁鬱として話してたけれども。

 

自分で認めきれないから「このくらい気のせいだ」って奮い立とうとする。

休むことを受け入れられないし、罪悪感がある。

でもそれがもう本当に仕方ないものならばきっと安心して休養しようとする。

そのことを今度の診察とカウンセリングで言ってみようかな。

随分先だけど。

 

処方されているのも頓服のレキソタンのみだから

飲むタイミングを決めるのは結構勇気がいる。

「今しんどいけど、このくらいあと数分耐えたら落ち着くかも」

そう思って極力薬に頼らないようにしている。

 

今は少し耐性がついてレキソタン5mgを飲んでもそこまで眠気こないけど

それでもやっぱり少し思考力を鈍らせたり眠気を招く副作用があるわけで。

今飲んでたいした副作用が出なかったとしても

過去にはぐらんぐらんになってまともに立つことすら出来なかった記憶が

「副作用は怖い」って脳にインプットされている。

飲んで効果だけが表れるなら甘えてパクパク口に放り込むけど

代償を考えると手にとっては元の場所へ戻してしまう。

 

周囲の人に「私は今こういう状況なんです」って打ち明けていない中で

眠気だけ訴えても「使えない人」「対応が悪い」と思われるだけだ。

病名はない。

でも例え明確に「あなたは鬱です」と言われたとしても

職場にそれを告げる覚悟はまだない。

 

4月からの人事が発表されて昇格が確定しました。

14年間勤めてやっと1段階。

うち最初2年は派遣で、途中1年半休んでるから実質12年くらいだけど。

中途採用しかしない能力があることを前提に成り立つ会社で

新卒はまぐれの私1人、35歳を超えて部下は未だに1人もいない。

新人育成制度が全くない中で専門知識を要されて

張り切って学ぼうと思えない程の難易度を無理矢理ほぐして

必要最低限のスキルでなんとか生き延びたような私の仕事。

 

圧倒的に不利すぎる採用で最初の5年は業界に慣れるのに必死で

何かの呪文に聞こえていた専門用語がやっと半分くらい理解出来て

マジメにやってても不真面目にやってても上はちっとも評価してくれないまま

休職に入り、今度はそれを理由に評価を下げられた。

復帰しても尚しばらくは「休職期間があったから」って

まるで休職中に貰ったお給料分を今の給料から減額するよと言わんばかりの。

 

それでも「継続は力なり」を信じて

嫌なことがあるとすぐ転職しちゃう周囲の子のように生きたくなかったのと

希望休の融通が100%通る利点はライブジャンキーな私にとって何よりも大事。

残業も1ヵ月で3時間程度の超ホワイト企業だし。

勤務時間中もネット出来るし、携帯もいじれるし

アクセスフィルターかかってるけど何故かはてなブログは書き込みも出来る。

休みたいんじゃなくてライブ行く時間は仕事出来ないってだけだったけど

今はお休みが欲しいです。

ゆっくり寝て過ごしたいです。

 

でも築き上げた「アクティブな私」が簡単にそうはさせてくれない。

周囲からの印象を懸念するプライドの高さと

かつてのアクティブさへの未練。

本当はもうそんな自分じゃなくなってることに気付いてるのにね。