以前mixiに投稿していた過去記事を転載。
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睡眠欲が異常で、自然に任せていたら24時間中20時間くらい寝ていた。
浅い眠りで何度も何度も起きるんだけど
眠気に耐えられなくてすぐに意識を失くす。
仕事に行くストレスが膨らんできたあたりで
社内での風当たりも強くなり始めて居心地も悪い今。
「つらかったらいつでも更衣室行っていいからね」
そう言ってくれた部長も最近は嫌な顔をするし
「社員として即戦力はないよね」とサラっと言われて傷ついた。
だからつらくてもなるべく更衣室への非難をしないようにして
泣きながら仕事してたりもして
異変に気付いた隣の席の人が「大丈夫？具合すごい悪そう…更衣室行った方が…」
って言ってくれたけど、悔しくて行かなかった。
最近はしょっちゅう涙をぬぐいながら仕事してるような状態。
それでもやっぱりしんどくて
衰弱、という言葉が本当にしっくりくるくらい力がなくなって
倒れたくなる時が何度もあって。
理性が強いから倒れたりはしないけど
よろよろとフラつきながら壁を這ったり
やっぱり我慢出来ずに更衣室に行ってソファベッドで仮眠したり。
「やらなくちゃいけない」というクエストは私にとって何よりのプレッシャーで
片付けなければいけない仕事も
その日のうちにやらなくていいものは溜め込むようになってた。
「数日前に頼んだ仕事終わった？」って聞かれても手付かずの現状に
ああ、期待を裏切ってしまった…と白紙のまま返却する悔しさ。
仕事は要領がいい自信が多少はあった。
勿論仕事量がゆとりを持った配分になっているおかげで
必死にならなくても片付けられるように設定されているからだけど
急いでこなせば暇な時間を数時間作れるくらいあったから
その間に自分の好きなことが出来てたりして。
でも終わってもない仕事を放置したまま仮眠してデスクに戻ると
もう上司が処理済みの状態で置いてくれている。
あとちょっと我慢すれば、あとちょっと頑張れば自分で出来たのに
迷惑をかけてしまったという罪悪感でデスクについた瞬間からつらい。
劣等感が襲い掛かる。
そしてまた休憩を欲して、挽回する場面が訪れない。
心療内科の先生に「結局私は欝なんですか？」と聞いたら
「まぁそういうことになるけど、でもあなた普通に仕事出来てるんでしょ？
本当の欝の人は仕事なんて出来ないよ」
って言われて、弱音を吐いた者が丁重に扱われる空気にうんざりした。
泣きながら仕事してる私の努力はそんな簡単なものじゃないよ。
タオルで口をおさえて呼吸が乱れてるのを隠しながら仕事してるんだよ。
それ言っても「ああ、そう、それは大変だね」って
私の言葉は聞こえてないの？
お正月休み、甘え放題甘えて、ゆっくり過ごして気楽で幸せだった。
地震が起きた時、このまま死ねたらいいなと思って目を閉じたまま動かなかった。
寝てばかりいる私を不審がるママの鋭さにドキっとしたけど
妹が欝になった時のママの過剰な心配と接触しすぎるストレスで
家庭が崩壊しそうになったことを考えたら
自力で治して何も話さず心配をかけたくなかった。
でも現状殆ど仕事が出来ていなくて、お手伝い程度のことしかしていない。
出勤時間の半分くらい更衣室で寝てることもある。
で、どれだけ身体が睡眠を求めてるか試した結果が1日20時間。
食事と入浴と排泄を自力で出来る、ただの植物人間。
寝たきり生活の1日を実感して改めてショックを受けた。
そして起きていれば心が壊れて大泣きして
気を失うことでしか自分を守れない。
小さな自殺のようだと思った。
生きてる価値も意味も見いだせなくて、ものすごく虚しく思った。
見守ってくれてる何人かの友達から
仕事休んでみたら？とかママに話してあげた方が…って意見を貰って
昨日起きてる4時間の中で真剣にそれを検討した。
残りの有給休暇は4月に支給されるまで、13日だか15日残ってるから
普通はフルで使い切ることなんてしないけど
有効活用するならば半月はお休み出来る。
けど、それ以降休みたくなったらどうするの？とか
またボーナスの評価下げられちゃうとか不安もあって。
欝発症の原因が会社じゃないから給料貰いながら休職ってわけにはいかないのかな。
遊ぶお金、暮らすお金、どうやって捻出したらいいだろうという心配。
ママに話すかどうかは本当に悩んだ。
有給だけなら、一緒に住んでるパパの目くらましくらい出来ると思ったし
フレックスの時間が変わって出勤時間が遅くなったと言えば
パパが先に家を出ることになるんだからきっと気付かれない。
でもさっき目が覚めて、憂鬱な気分でもなく落ち着いていて
深く考えずに「今忙しい？」ってメールしたらすぐに電話がきた。
体調おかしそうなことには気付いてて、不審がっていたママ。
「心配だから私も今日あたり電話しようと思ってたのよ。
でもなんて切り出していいか悩んでて」
睡眠欲求が妹と全く同じだったから薬飲んでるんじゃないかってすぐ気付いたらしい。
でもそんなそぶり見せないし、でも食欲はないし、おかしいって心配してたと。
心配かけたくなくて言いたくなかったんだって言ったら
今までは何でも長女のあんたが試作品だったけど
欝に関しては次女でもう慣れたから
仕事やめてずっと面倒見るとか過剰にしないし、大丈夫。
寝るとこと食事の提供だけするから、好きなだけうちで寝てなさい。
遊びに行く元気があるならうちから行ったっていい。
無理を続けるよりも、一回ちゃんと休憩した方が治りも早い筈だよって。
今の職場好きで、今の地位も失くしたくないって
年末にお菓子と手紙を配ったことを話したら
「良い子だね、よく出来たね」ってほめてくれた。
でもあんたは何だって出来る子なんだから
今の会社にしがみつく必要なんてない、これはチャンスかもしれないよ。
本当に今の仕事を続けたいならもう1度面接を受ければいい。
とりあえず部長に有給全部消化して休ませて欲しい旨を告げて
そのお休みが切れる前に、辞めるか、仕事復帰するか、答えを出そうって。
実家付近の病院も調べつくしていいとこ知ってるから、安心して帰ってらっしゃい。
そんなことを言ってくれた。
ママの包容力に涙が止まらなかった。
