吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

出口なのか窓なのか

ここのところ調子がいい。

断薬中のレキソタンに縋った一時を除けば全然落ちてない。

なんかもう完治してしまったような気さえする。

でもブログを遡ると落ちた記録はそう遠くない過去で

油断したらまたすぐ鬱の波がくるんだろうなっていう気もする。

いや、油断云々の話じゃなく構えても回避できるものじゃないけど。

 

でも双極性障害の人って記憶障害というか感覚障害みたいなとこありません?

気分が落ちてどうにもならなかった時を遥か彼方の過去のように思ったり

なんならそんなに朽ち果ててる思考を他人事のように感じる。

逆に落ちている時はどうしてそんなに平和に暮らせるのか分からない。

もう死ぬ以外に解決策が見えなくて、心臓がずっしり重たい。

 

私は躁というほどの高揚感がなくて

人を巻き込んでヒャッホイするまでテンションが上がることがないので

自分の躁をあまり認識出来ていないところがある。

相変わらず買い物衝動は続いているけど

幸い自分の稼ぎの中でなんとかなる範囲でおさまっているし

絵に描いたようなハイテンションの躁にはなったことがない、と思う、たぶん。

突然運動不足解消しようと思い立って毎日30分近く歩いたりしたのも

一時的な意欲だったから軽躁と言えばそうなのかなー。

思い返せば無敵モードに入ることは時々あるけど

性格と病気の差が私にはよく分からない。

 

お正月の帰省で家族に病状がバレないように気を張りつつ

色々工夫していたうちの1つに「夜の薬を早い時間に飲む」という試みがあった。

朝が早いなら夜も早くするという応用。

私は薬を飲んでから起きられるまでが12時間かかるので

翌朝8時起きなら20時までに飲むという。

眠いけど、適当に受け答えしてかわせば薬飲んだ後も少しは起きていられた。

1人の時は飲んだらすぐにふわふわして起きてられなかったけど

緊張感と努力で多少はなんとかなるものね。

 

その生活を仕事はじめの2日も続けてみたら久々の途中覚醒があった。

魘されて起きるのではなく、トイレに行きたくて。

なんて普通で平和なんだと自分でビックリ。

しかも2日間とも。

今までは薬を飲んだらぐっすりで起きられない程だったのに

身体軽々普通に起きてトイレに行けるってすごい。

断薬が影響してるのか、実家での緊張感生活が影響してるのか。

夜起きちゃうっていうのはいいことじゃないけど

朝も薬が重すぎて起きられないって事態は脱することができて

身体がやっと薬に慣れてきたってことなのかなー。

 

今は落ち着いた生活が出来ているから安心してるけど

前に通ってた病院の先生は「そういう時こそ1番危険」って言ってたのを思い出す。

ずどーんってまた落ちるのかなー。

それを思うとなんか不安になっていっそ落ちてる状態でいた方が安心のような

変な感覚になってきたりもする。

 

あと2つ前の記事にいただいたコメントで

やはり自力ではなく薬の力で希死念慮を抑えてる説が濃厚になったし

勝手な断薬は禁断症状が出ることを身をもって知ったし

結局はお薬さまさまってところなんでしょうかね。

やっとあうお薬見つかってよかったねってだけなのか。

さてはて。