吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

お薬変更

昨日、通院を再開した。

 

夏は職場近くのアクセス良好なところに通っていたけど

悩みの解決と共に全快したと思ったから通院やめたいと思ってたのに

週1を強要されて飲みもしない処方箋も出されて嫌気がさしちゃったので

昔行ってた家から少し離れたところへの出戻り。

休職を視野に入れると職場近くまで通うのは避けたいので

家から通える範囲で雰囲気に納得しているところにっていう選択。

 

私のメンタル歴は5年前の1年半の鬱による休職自宅療養からの全快

で、今回の昨年末からの双極性障害っぽい感じの…の間に

3年前にも1度この病院へ来たことがある。

 

全快した後も数か月~半年に1度は大体病みモードが来る感じで

ただの「深刻な悩み」としてひたすら耐え忍んでいた時期があった。

2度目の休職をやったら社会人として終わりだと崖っぷち感があって

病んでることを自分で認めないようにしていたけど辛くて仕方なかった。

そんな時は飲み残しのレキソタン5mgを1錠

効果を感じないながらに飲んでみたりもしたけど

「そういう薬」に手を出すこと自体も病んだことを認めなきゃいけないわけで

薬にも頼らず、ただひたすら耐えてボロボロになっていた。

 

通院してないってことは手持ちのレキソタンは増えることはなく

飲まないようにしていても在庫は減る。

心の拠り所と化していたソレがなくなるのはあまりに不安で

3年前この病院に仕方なく訪れた時、先生はこう言ってくれた。

「薬を飲むことを我慢する必要はないんだよ。

 咳が出たら咳止め、熱があるなら解熱剤、体が必要としてるなら飲んだ方が適切」

当然それは自分の症状を認めた上でのことだけど

「潰れてはならない」とプレッシャーで自分を追い立てていた私に

「我慢しなくていいんだよ」って言ってくれたのがとても安心したのを覚えてる。

 

事前に説明用資料をまとめて提出した上で

30分程お話ししながら処方を相談しながら決めていった。

 

レキソタン5mgはやはりそこそこ重い薬だそうで

それを1度に2錠以上飲むのは絶対にダメだと言っていた。

追加追加で数時間のうちに6錠も飲んだことは黙っておいたけど

1度に2錠飲むことは割とよくあるって話をしたら

レキソタン5mgだけじゃ足りなかったから追加したんだよね?

 だったらレキソタン以外の薬を併せて飲むように変えて

 レキソタンをそんなにたくさん飲むのは考え直そう」ってことに。

 

デパケンR200mg

感情の高まりを抑える薬。 

てんかん(意思と行動の分離)の薬だそう。

 

●クエチアピン12.5mg

強い不安感や緊張状態を取り除いて気分を安定させる薬。

悪夢や起きて尚魘されてパニックになる症状を緩和させるために

熟睡出来るようにとの処方らしい。

ジェネリックじゃないやつは20以上しかないらしいので

軽めのものから試してみるということでジェネリック

朝ちゃんと起きられるのか不安。

 

エビリファイ1mg

同じく感情の高まりを抑える薬。

気持ちを楽にして意欲を高め、不安感や緊張感を取り除いて安定させる。

双極性かどうか現状は判断しかねるけど

そうならば躁と鬱の波を穏やかにする作用があると言ってた。

 

レキソタン5mg

心と体の調子をよくする薬。

不安や緊張を取り除く。

 

お薬の説明書を見ながら改めて医師の話と併せてまとめてみたけど

比べるとレキソタンってざっくりしてるな…(笑)。

レキソタンの副作用で朝起きられなかったり

魘されてパニックになってリビングに行ったまま寝落ちして

ベッドに置きっぱなしのアラームに気付かず寝坊したとか

ここのところ眠気による欠勤も増えていたので

もし支障が出そうならクエチアピン12.5mgは飲むのやめていいとのこと。

 

土曜に診察だったから翌日曜で試せるのはいいねってことだったけど

日曜の朝、そこそこ早い時間に目が覚めてスマホを手に取るものの

数秒で寝落ち、からの寝落ち、からの寝落ち…で

12時間ぐっすり眠ってしまった。終盤は夢もいっぱい見た。

これは平日5時間弱しか寝れない時にはダメなのでは…。

でも飲み始めって耐性がないから副作用が強く表れるし

続けてみたい気もするので、今日は早め就寝を心がけて飲んでみた。

月曜朝は起きれるでしょうか。

 

昨夜就寝前に飲んだのはデパケンとクエチアピンの2つだったんだけど

寝起きの気分がとてもよくてビックリした。

ここ数日の、起きた時の心の淀みや絶望感が全然なくて

普通に「ただ目が覚めた」ことがとても不思議で違和感を覚えたくらい。

どっちの効果なんだろう。

魘されて起きることもなかった。

 

意図して拒絶しているものはあるにせよ

前日嫌なことがあった割には日中も鬱症状が出ることなく家事がはかどった。

でも休憩に入ると暇は無駄な思考にスイッチを入れてしまう。

何も考えたくないから最近はひたすらパズルゲームをしている。

どうやって動かしたら攻略出来るかなって集中力を使うから

余計なこと何も考える隙がないし感情も揺さぶられないので良い。

時間制限もペナルティもないからストレスになりづらい。

 

でも1度気にしだすと頭の片隅で闇の扉に手をかけてる自分がいて

不安や恐怖や嫌悪感が膨らんで泣いた。

具体的な過去のやりとりがどうこうというより「他者が怖い」という

ぼんやりとした感覚的なものが不安の種だった。

1人だけの世界なら心穏やかに楽しく生きていけるけど

自分を傷つける可能性のある誰かの存在を想うと動機が激しくなる。

そんな今の私にとってSNSは毒だから、極力遠ざけて正解なんだろな。

 

先生は「他人より敏感」と私のことを分析していた。

「気にしなくていいことを気にしすぎてるってことですか?」と尋ねると

「それもあるけど、もし他の人があなたの体に入った時感覚の違いに驚くと思う」

と言っていた。

他人の音がこれ程ストレスに感じるのか、とか

何気ない一言や仕草にこんなに深く傷つくのか、とか

敏感で繊細だからと、私を傷つけない言葉を選びながら説明してくれた。

 

その分析に対しては納得していて、でもそんな自分は長所でもあると思っている。

人の心が読めてしまう能力を持つ設定の物語とかを最近ちょうど思い返していた。

気付かずにサラっと聞き流せばいいことを

早い段階でほんの少しのシグナルでも察してしまう能力が確かにある。

しかもそれを正面から受け止めて直視してしまう。

誰かのSOSである場合にはいち早く手を差し伸べてあげられるけど

自分に向けての嫌悪感の場合は傷付くだけっていう。

 

さて、夜のお薬を飲んで30分。

そろそろふわふわ眠くなってきたので就寝とします。

6時までに起きられますように。