吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

小さな世界

3連休は本来2日出かけて1日休息の予定だったけど
見事に3日間寝倒しただけで終わってしまった。
寝るという行為が最早異常な程寝た。

服用し始めた頃に比べるとクエチアピンによるふわふわトリップは消えたし
朝もそれ程までは重さを引きずらずに起きられるようになった。
…んだけど、寝ようと思うといくらでも熟睡出来てしまう。
睡眠不足はとっくに解消されてもう寝られないだろうというくらい寝ても眠れる。
20時間寝た後4時間起きて10時間寝て2時間起きて5時間寝てみたいな。

何もしたくない、何も頑張りたくない、だから寝る。
嫌なことを考えたくないから気を逸らして、意識を飛ばす。

2つ前の記事では暫く鬱こないと読んでたのに
じわじわと闇に覆われていくような感じで黙って吞まれていった。
職場のストレス、自己嫌悪、自己評価を下げるだけの周囲への嫌悪
目を閉じるとそれらが浮かび上がって昂っていく。
叫んだ夜もあった。泣いた時もあった。

そのくらいはまだ慣れたものだったから然程気にならなかったけど
なんだか息苦しいと思ったら過呼吸になってビックリした。
私の体は最近この新技を覚えたらしい。
小さい頃は号泣と共に過呼吸がセットだったけど
泣いてなくても突然呼吸がうまくいかなくなってパニックになるものなのね。
最終的に混乱して涙も出ていたけれど。

最近の悩みは、悩みに一貫性がないこと。
あれが嫌、これが嫌、コロコロ悩みの主軸が変わってその度病んで騒いで
フォローしてくれる周囲を振り回す我儘さに呆れたりする。
でも私は真剣に1つ1つに悩んで落ち込んで苦痛を伴っているわけで
片っ端から王様気取りをしてきたつもりなんてなくて切実だった。
でもきっとそれは周囲にはうまく伝わっていない。

主軸が変わっても1つ前のものが解決したわけじゃなくて
「今1番辛いこと」「今1番頭や心を占領するもの」の順位が変わっただけで
解決してないし忘れられることも出来ていない。
蓄積されて上位が更新されていくだけなのに
「すぐ解決するようなことでイチイチ騒ぐな」という価値観が生まれてしまうんだ。
誰にそう言われたわけじゃないけど思われかねないだろうと早々に自責する。

そして「私は苦手なものが多いな」ということを再認識して
悪いのは全て自分なのだと思い更にへこむ。
普通の人は穏やかにかわせること、さらっとこなせることが
私はいちいち不愉快だ悲しいだと感じて自ら苦しんでいる。ばかみたい。
思い当たる歴代の出来事にめった刺し。

ネガティブ過ぎてそんなん誰も寄り付かないわ。
「人を幸せにする文章」を書ける人の存在を知るだけで
どうせ私には出来ないと嫉妬し苦しくなるだけ。
ネガティブだからこそ、人に合わせるのはそこそこ無理をしないといけなくて
表の顔ってなんてしんどいのだろうと閉口に拍車がかかる。
元々は口数少ない方じゃないんだけど、自信がないと声も小さくなる。
もう何も話したくない。人と関わるのが怖い。

でも文章は書きたい不思議。
先日ハイパーグラフィアって言葉を知って、なるほどなぁと思った。
・同時代の人に比べて大量の文章を書く
・外部の影響よりも内的衝動に駆られて書く
・書いた文章が本人にとって哲学的・宗教的・自伝的意味を持っている
・書いた本人にとって意味があり、文章が優れている必要はない
っていうのが特徴らしい。
サンプルの画像見たらぐっちゃぐちゃの殴り書きのメモみたいな紙の束だったけど
哲学的、自伝的に自分の感情を吐き出したいってのは常日頃思っていて
ブログでもメールでも読み手は誰でもいいからタイピング欲求を満たしたい。

ハイパーグラフィアだから良いとか悪いとかじゃないけど
コミュニケーション拒否とは別に書きたい欲求があるよっていう。
私の世界は確立しているのに、認めてくれる世界がないのかな。