吾輩は吾輩である

どこかに理解者いるのかな

団地恐怖症

最近の備忘録。

 

今月に入ってからほぼ休みなく予定を詰め込んで遊び倒したので

体力的に余裕がなくて頭もそのことでいっぱいでいられたから

精神面は割と安定していた。

体力は限界を超えて20回のアラームに1度も気付かず起きられない日も。

好きな人に会って、好きなことをして、美味しい物を食べて

好き尽くしだった日々はハードながらとてもよかった。

 

そんな日々の中で目立たなかったけど確かにあった不調の記録を。

 

楽しいおでかけも出かけるまではなかなか腰が重くて

不安からくる動悸がおさまらないこともしばしば。

嫌な妄想に取りつかれてよからぬ未来を想像して不安になる。

実際に変な空気になったり追い詰められるような状況じゃないのに

過去のトラウマみたいなものがほくそえんで手を振ってる感じ。

行けば楽しい筈って励まして行動に移せるくらいの軽症だけど

家から出発のケースは尚更腰が重くて喚きながら時計とにらめっこした。

 

昨日の祝日は久しぶりのオフ。

仕事も遊びも生活に関する用事も一切なく、洗濯物も溜まってない。

部屋の片づけはしたかったけど「何もしたくない」が勝って無理矢理寝続けた。

もう体力は回復しきっていたけど拒絶感がとても強くて

目が覚めても無理矢理何度も寝直した。

怠けと追い詰められた感じとの中間くらいかなと思いながら目を瞑ったけど

実際起きてみるとさっきまで何が嫌で起きなかったのか分からない程

気分はスッキリして意欲に溢れていて

ベッドには魔物がとりついてたような負の重みがあった気がした。

 

私は多分外の世界に恐怖感が強くて

今いるところは少なくてもギリギリ安全地帯だと認識してるんだと思う。

以前鬱になった時はベッドから出るのが怖くて仕方なくて

漂流する氷の上にいて少しでも動いたらドボンするような感覚だった。

 

昨夜は団地が怖くて泣きながら寝た。

ネットで見かけた団地の写真を寝る前に思い出しただけなんだけど

私は元々団地に対して恐怖心があってなんだかゾッとするんだ。

マンガや映画のシーンとかに影響を受けているのもあるけど

大勢の人が密集している一体感(敵視)と他人感(孤独)みたいな。

高層でも綺麗なマンションとか小規模なアパートは平気なんだけど

団地は古く汚れた建物が多いのもあって荒んだ人間関係を連想するというか

なんとも言えない巨大な組織に恐れおののいてしまう。

 

とは言え、泣くほどのことじゃない…と今は冷静に思える。

それがどうしようもなく怖くて泣いたのは少しおかしかったんだろうな。

色んな価値観の人がいて摩擦が起こる予感とか

どんなに訴えても話が通じなくて飲み込まれる予感とか

人が集まれば集まる程そういう不快感は絶対発生するから怖い。

人がいっぱい乗る急行電車に乗りたくないことも含めて

外部の人間が怖い、嫌い、という感情が膨らんで泣きながら寝た。

明日起きたら仕事に行かなきゃいけない、外の世界に出るのだと意識して。

 

最近は予定を詰めたおかげで考え事をする暇が少なかったけど

正直なところ、予定を詰めるとお金がかかる。

必要な出費を惜しむつもりはないし今月のスケジュールに後悔はないけど

今後永久的にこの策が使えるわけではないということ。

お金をかけずに程よく多忙になれたらいいのかなー。