他人にとっては「ふーん」で済む夢の話も
私にとっては悪夢3本立てはなかなかの恐怖心を引きずっていて
昨夜は寝室に入った瞬間眠るのが怖くて泣けてきてしまった。
なんだかこの感覚が懐かしい。
がっつり鬱時代、私は「眠りたくない」という感情が強い時期があった。
24時間以上起きて、ただぼんやりとゲームをしたりするだけで
その時は何に怯えているわけではなかったんだけど
何か強固な「寝たらいけない」という謎の観念が強くあった。
医師によれば睡眠の質が精神の安定に何より重要とのことだし
どう頑張っても寝ないわけにはいかないんだけど
それでも自然に逆らって「寝たくない」という感情が沸き起こる。
寝たら何かに取り込まれて自分が呑まれてしまいそうな恐怖というか。
そして今朝の目覚めも案の定悪夢だった。
持ち物一式を誰かに盗まれて絶望していることを母に訴える夢だった。
妹は自分の身に起きた嬉しいことで舞い上がって話を聞いてくれなかった。
母に一言話す度に全てニュースのテロップとしてテレビに流れていた、そんな夢。
吉夢の場合もあるようだけど、私のは結局そうじゃない。
最悪な目覚めの重い気分を引きずってカウンセリングの為に夢メモを残し
週2に増えた在宅勤務の開始。
仕事を始めても不安感が全然消えなくて泣けてくる程の鬱気分。
仕事の手は動くけど意識が集中力を発揮しない。
職場で周りに人がいる状態で働くより断然気楽な筈なのに
それでも仕事が苦痛で「帰りたい」という拒絶反応が強く出ていた。
毎朝のレキサルティ1mgに加えて頓服のエビリファイ3mgを服用すると
30分くらいでしっかり効果を発揮したのを実感できた。珍しく。
気分の重みがかなり軽くなった。
それでもダルさと眠さが強くて、昼休みは食事もせず1時間爆睡。
こういう時は余計なこと考えないで眠れるんだな。
多分精神的にかなり今キテるんだなーという実感の過眠系の眠さで
仕事終了後もそのままベッドに倒れ込んで18~22時まで爆睡だった。
週明け平日の初日にこんなサイクル作っちゃってどうしましょって感じだけど
自分でうまくコントロール出来ないから病気なんだもん、仕方がない。
さて、今日は前回のカウンセリングで出されていた課題に
今回のことをあてはめて書いてみようと思う。
嫌な出来事があった時にエピソードを書く
親からの頻繁な連絡
どんな感情がMAX100として今何%なのか決める
罪悪感を伴う嫌悪感70(まだ爆発して発狂するレベルではない)
自然とわいてくる「自動思考」を書く
逃げたい、忘れたい
事実に基づいて根拠を考える
思春期に抑え付けられて自由を剥奪された記憶が色濃いから
根拠に対して「しかし」で繋がる反証を考える
しかし今は親元を離れているので多少接触しても自由は奪われない
バランスのいい適応的な考えを書く
表面的だけでも円滑なコミュニケーションをとっておくべき
心の変化や感情が起きたかどうか
「自由を奪われた記憶が色濃いから」という理由を明確に意識したのは収穫。
ただ、その背景には「どれだけ必死に説得しても理解を得られなかった日々」があり
理解しようとするスタイルが欠如している限り繰り返されると思う。
傷付いた母は取り繕う為に今は何でもしようとしてくれるけどそれは一時的で
心を許したら後悔しそうな気がするので警戒してしまう。
うーん。
まぁこれを書いたからってサクッと解決出来るものならカウンセラーはいらない。
でも、今までの私はいかに自分が辛かったかを訴えることに終始していて
解決する為に理由や解決策を客観視することはあまりなかったから
これはこれで大切なプロセスだったんだろうなとも思う。
辛かったって嘆くことも大事だと思うんだ。
吐き出して、誰かに理解を求めて、ある程度スッキリしないと次の段階に進めない。
そしてこれを書いたことで次にどんなことをすべきかが少し見えて
(正解とは限らないからあくまでも目安だけど)
あとは少しずつそれを現実に結び付ける為に何をしていったらいいのか、かな。
解決させようという方向性を持てたことだけでも大きな進歩だったかもしれない。
さて、そろそろ寝ますかね。
明日は普通に出勤なので6時起き。
悪夢見ませんように。